赤ちゃんが生まれる前に光熱費を見直すべき理由
2026年6月に第一子(女の子)の誕生を控えている私にとって、家計の見直しは待ったなしの課題です。横浜市のマンションで妻と二人暮らしをしながら、月の支出を32万円以内に抑えることを目標に取り組んでいます。
その中でも「水道代」と「ガス代」は、子どもが生まれると確実に増える出費です。おむつのお湯洗い、沐浴、洗濯回数の増加など、赤ちゃんがいる家庭では水とガスの消費量が一般的に増える傾向があります。だからこそ、今のうちに節約できる仕組みを整えておくことが大切だと感じています。
この記事では、赤ちゃん誕生前にマンションでできる水道代・ガス代の節約術を、実際に私が試した方法を中心にご紹介します。
赤ちゃんが生まれると水道・ガス代が増える主な理由
まずは、なぜ子どもが生まれると光熱費が増えやすいのかを把握しておきましょう。
- 沐浴・入浴の頻度増加:新生児は毎日沐浴が必要で、お湯を使う機会が大幅に増えます。
- 洗濯回数の増加:ガーゼやロンパース、タオルなど赤ちゃん用の洗い物が毎日出ます。
- ミルクのお湯:完全ミルクの場合、一日に何度も熱湯を使います。
- 沐浴後の追い湯:赤ちゃんを先に入れると湯温が下がるため、大人が入る前に追い湯が必要になりがちです。
- 手洗い頻度の増加:赤ちゃんに触れる前後に手を洗う機会が増えます。
環境省のデータによると、子どもが生まれた家庭では水道使用量が月10〜15㎥程度増えることもあるとされています(目安であり、家庭によって異なります)。ガスも給湯使用が増える分、月2,000〜5,000円程度の増加が見込まれることがあります。
これらを前提に、今のうちから節約の土台を作っておくことで、増加分のダメージを最小限に抑えることができます。
水道代の節約術
① 節水シャワーヘッドへの交換
マンションでできる最も手軽な節水対策の一つが、シャワーヘッドの交換です。一般的なシャワーヘッドの流量は毎分10〜12リットル程度ですが、節水タイプは毎分6〜8リットルに抑えられるものもあります。シャワーを1日10分使うとすると、1日あたり40〜60リットルの節水が見込めます。
私の場合、Amazonで3,000〜5,000円程度の節水シャワーヘッドに交換しました。賃貸やマンションでも工具なしで取り替えられるタイプが多いので、比較的取り組みやすい節約です。水道代の節減額は月500〜1,000円程度の目安ですが、ガス代(給湯)も同時に下がるため、トータルの効果はそれ以上になることがあります。
② 食洗機の活用
「食洗機は電気代がかかる」と思われがちですが、手洗いと比較すると水道代はむしろ節約になることが多いです。手洗いで食器を洗う場合、流しっぱなしにすると1回あたり100〜150リットル以上の水を使うこともあります。一方、食洗機は1回の洗浄で10〜15リットル程度(機種による)で済む場合があります。
特に赤ちゃんが生まれると哺乳瓶の洗浄が増えます。食洗機対応の哺乳瓶を選んでおけば、衛生的かつ節水にもなります。購入を検討している方は、省エネ・節水性能の高いモデルを選ぶとよいでしょう。
③ トイレの節水
マンションのトイレは「大・小」の使い分けを徹底するだけでも効果があります。小を使うたびに大で流してしまうと、1回あたり2〜3リットルの無駄が生じます。地味に見えますが、家族が増えると差が出てきます。
④ 洗濯はまとめて・節水コース活用
赤ちゃんが生まれると洗濯回数は増えますが、できるだけまとめて洗う習慣をつけることが節水の基本です。洗濯機の「節水コース」や「おまかせコース」を活用し、水量を自動調整させると無駄が減ります。
ガス代の節約術
① 給湯器の設定温度を見直す
給湯器の設定温度を1〜2℃下げるだけで、年間数百円〜数千円の節約になることがあります(ガス会社の試算による目安)。多くのマンションのリモコンで設定変更が可能です。夏場は42℃→40℃に下げるだけでも効果が出る場合があります。
ただし、赤ちゃんのお湯は衛生面から高めの温度設定が必要なこともあります。沐浴用のお湯は38〜40℃程度が一般的な目安とされていますので、温度設定の変更は季節や用途に応じて柔軟に調整してください。
② 風呂はまとめて入る(追い湯を減らす)
お風呂は時間を置かずに夫婦で連続して入ることで、追い湯の回数を減らせます。湯温が下がる前に続けて入れば、追い湯のガス使用を抑えられます。赤ちゃんが生まれた後も、沐浴→大人の入浴という流れを最短にまとめると効率的です。
③ 保温時間を短くする・追い炊きより差し湯
「保温」機能は便利ですが、長時間使い続けるとガス代がかさみます。入浴する時間が決まっているなら、保温より「少し高めに設定して差し湯」する方が省エネになることもあります(機種や状況によって異なります)。
④ シャワー時間を意識する
節水シャワーヘッドとの組み合わせ効果が大きいのが、シャワー時間の短縮です。3分短くするだけで、ガス代・水道代の両方に効果が出ます。「湯船を使わずシャワーだけ」より「湯船に入る方がガス代が高い」というのは誤解されやすいですが、実際には浴槽を毎日新しく張る方がシャワーより使用量が多い場合もあります。浴槽を共用することが前提なら、家族でまとめて入る方が合理的です。
実際にやってみた節約効果(私の場合)
私が実践したのは主に「節水シャワーヘッドへの交換」「給湯器の設定温度を42℃→40℃に変更(夏場)」「風呂はなるべく連続して入る」の3点です。
正直、1〜2ヶ月では体感できるほどの変化はわかりにくいのですが、水道の請求明細を見ると以前より若干使用量が減っていました。月単位では数百円〜1,000円程度の効果ですが、年間で見ると1〜2万円の差になり得ます。大きな投資なく始められる節約なので、まずは試す価値はあると思っています。
マンションでできる節約の限界と優先順位
マンションならではの制約
マンションでは以下のような制約があるため、戸建てと比べて節約の選択肢が限られる場合があります。
- 太陽光発電の設置ができない
- 給湯器の機種変更が管理組合の許可や工事を要することがある
- 水道メーターが共用のため個別の使用量把握がしにくい場合がある
- ガス会社の切り替えが都市ガス供給エリアや建物設備の都合で制限されることがある
節約の優先順位
水道・ガス代の節約は積み重ねが大切ですが、固定費の見直しに比べると効果は限定的な場合があります。以下の優先順位を参考にしてください。
| 優先度 | 取り組み | 期待効果(目安) |
|---|---|---|
| 高 | 節水シャワーヘッドへの交換 | 月500〜1,500円削減 |
| 高 | 給湯器の設定温度見直し | 月300〜800円削減 |
| 中 | 風呂の入り方を工夫(まとめ入り・追い湯削減) | 月200〜500円削減 |
| 中 | 食洗機の活用 | 月300〜1,000円削減(手洗いとの比較) |
| 低 | トイレの大小使い分け | 月100〜300円削減 |
※上記はあくまでも目安であり、家庭の使用状況や機器の種類によって異なります。
光熱費節約より先にやるべきこと
水道・ガス代の節約は月数百円〜数千円の効果が期待できますが、固定費の見直しに比べると効果は小さくなりがちです。特に赤ちゃん誕生前にやるべき優先順位としては、以下のような項目が効果的な場合があります。
- 通信費(格安SIMへの乗り換え)
- サブスクリプションの見直し・解約
- 保険の見直し(不要な保険の解約)
- 食費・外食費の管理
これらと並行して水道・ガス代の節約も取り組むことで、総合的な家計改善が進めやすくなります。
まとめ:赤ちゃんが来る前に「節約の仕組み」を作ろう
赤ちゃんが生まれると生活は大きく変わり、光熱費は増加する傾向があります。今のうちに節水シャワーヘッドへの交換や給湯器の設定見直しなど、「仕組みで節約できる」環境を整えておくことが、育児期の家計管理をラクにする近道だと感じています。
一つひとつの効果は小さくても、継続することで年間を通じた節約につながります。まずは「シャワーヘッドの交換」など、手軽にできるところから始めてみてはいかがでしょうか。
【免責事項】本記事に記載されている節約効果・金額はあくまでも目安・一例であり、実際の効果は家庭の環境・使用状況・機器の種類等によって大きく異なります。ガス料金・水道料金は地域や供給会社によって異なるため、正確な情報は各事業者にご確認ください。本記事の内容に基づく行動については、ご自身の判断と責任のもとでお取り組みください。


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