なぜ今、ブログ副業を選んだのか
私がブログを副業として始めたのは、2026年のはじめごろのことです。6月に第一子(女の子)が生まれる予定で、妻が育休に入ると世帯収入がおよそ10〜15万円ほど減る見込みでした。住宅ローンの返済(月約13.5万円)やマンションの管理費・修繕積立金、光熱費などの固定費はそのまま。子どもが生まれれば育児用品やミルク代など新しい支出も加わります。
「今のうちに収入の柱を1本増やしておきたい」という気持ちが副業を始めた直接のきっかけです。副業の選択肢はいくつかありましたが、最終的にブログを選んだ理由は主に3つあります。
- 時間・場所を選ばない:通勤電車の中や、育児の合間の短い時間でも記事を書き進めることができます。子どもが生まれてからもライフスタイルに合わせて続けやすいと感じました。
- 資産として積み上がる:動画編集や単発のクラウドソーシングと違い、一度書いた記事は24時間ネット上で働き続けてくれます。記事が増えれば増えるほど、過去の記事から収益が生まれる「ストック型」の副業である点が魅力でした。
- 学んだことをアウトプットできる:もともとお金・家計・節約の知識を自分なりに調べていたので、それをそのまま記事にできると思いました。勉強と副業が同時に進む感覚が自分に合っていました。
WordPressと無料ブログ、どちらを選ぶべきか
ブログを始めるにあたって最初に迷うのが「WordPressか、アメブロ・はてなブログなどの無料ブログか」という選択です。それぞれの特徴を整理すると以下のとおりです。
| WordPress(自己サイト) | 無料ブログ(アメブロ等) | |
|---|---|---|
| 初期費用 | 年間1〜2万円程度(サーバー・ドメイン) | 無料 |
| 広告の自由度 | AdSense・アフィリエイト自由に貼れる | 制限あり・サービス側の広告が表示される場合あり |
| SEO | プラグインで細かく設定可能 | プラットフォーム依存 |
| 資産性 | 高い(自分の資産として保有) | サービス終了リスクあり |
| カスタマイズ性 | 高い | 低〜中程度 |
収益化を本気で目指すなら、WordPressでの自己サイト運営が基本とされています。アフィリエイトASP(広告配信サービス)への審査も、独自ドメインのWordPressサイトのほうが通りやすい傾向があります。私もWordPressを選びました。
ブログ開設にかかる初期費用の目安
WordPressでブログを開設するために必要な費用は、大きく分けてドメイン代とサーバー代の2つです。
- 独自ドメイン:年間1,000〜2,000円程度(例:.com や .net)
- レンタルサーバー:月額1,000〜1,500円程度。年払いで契約すると割安になることが多いです(年間1万〜1.5万円の目安)
- WordPressテーマ:無料テーマ(Cocoon等)で始めることも可能。有料テーマ(SWELL・AFFINGER等)は1〜1.5万円程度の買い切りが多いです
合計すると、初年度の初期費用は1万〜2.5万円程度が目安です。スマホゲームやサブスクの課金に比べれば、副業投資としてはかなり低コストと言えます。私の場合は初年度を無料テーマでスタートし、記事数が増えてきたタイミングで有料テーマへの切り替えを検討しています。
収益化の2本柱:AdSenseとアフィリエイト
ブログの収益化には主に2つの方法があります。
① Googleアドセンス(クリック型広告)
記事内に自動でGoogleの広告が表示され、読者がクリックすると報酬が発生する仕組みです。記事を書いておけば自動で広告が表示されるため、手間がかかりません。ただし、1クリックの単価は数円〜数十円程度と低めのため、月に数万円を稼ぐには相応のアクセス数(月間1〜5万PV以上が一つの目安とされています)が必要です。
AdSenseの審査に通過するには、ある程度の記事数(目安として10〜20記事)と独自ドメインのサイトが必要とされています。審査基準はGoogleが公開しておらず変動しますので、最新情報を確認してください。
② アフィリエイト(成果報酬型広告)
読者がブログ経由で商品・サービスに申し込んだり購入したりすると報酬が発生する仕組みです。クレジットカードや保険、金融サービスのアフィリエイトは1件あたり数千〜数万円の報酬になることもあり、お金系ブログとの相性が特によいとされています。
主なASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)には、A8.net、もしもアフィリエイト、バリューコマース、TCSアフィリエイトなどがあります。複数のASPに登録して、各案件を比較しながら使い分けるのが基本です。
収益が生まれるまでの目安
ブログは始めてすぐに収益が出るわけではありません。SEO(検索エンジン最適化)で記事が上位表示されるまで、一般的に3〜6ヶ月程度かかることが多いとされています。記事数と月収の目安(あくまで一例)を示すと以下のとおりです。
| 記事数の目安 | 月収のイメージ | 補足 |
|---|---|---|
| 10〜30記事 | 0〜数百円 | AdSense審査・検索流入ほぼなし |
| 30〜50記事 | 数百〜数千円 | 一部の記事が流入し始める時期 |
| 50〜100記事 | 数千〜1万円超 | アフィリエイト成約が出始めることも |
| 100記事以上 | 数万円〜 | ジャンルや記事の質・SEO次第で大きく差が出る |
これらはあくまで目安であり、ジャンルの競合状況・記事の質・SEO戦略によって大きく異なります。「すぐに稼げる」という期待は持たず、半年〜1年単位の長期視点で取り組むのが現実的です。
会社員がブログ副業をやる際の注意点
① 就業規則を確認する
会社員が副業を行う場合、勤務先の就業規則で「副業・兼業禁止」の規定がないか必ず事前に確認してください。近年は副業を解禁する企業も増えていますが、申請・届け出が必要なケースも多くあります。無断で副業を行い、社内規定に違反するリスクは避けるべきです。
ブログは「個人のメディア運営」に当たるため、グレーゾーンとする会社もあります。ペンネームを使用して執筆する方法は個人を特定されにくくする手段のひとつですが、それだけで就業規則上の問題が解消されるわけではありません。会社の人事・コンプライアンス部門に相談するのが最も確実です。
② 確定申告が必要になる場合がある
副業による所得が年間20万円を超えると、確定申告が必要になります(給与所得のある会社員の場合)。ブログ収益はAdSenseの振込、ASPからの振込として発生し、これらは「雑所得」または「事業所得」として扱われます。
確定申告を忘れると、後日税務署から指摘を受ける可能性があります。年間収益が20万円以下であっても住民税の申告が必要なケースがあるため、税務署や税理士に相談することをおすすめします。また、ブログ運営にかかったサーバー代・ドメイン代・有料テーマ代などは経費として計上できる場合があります。
③ 本業に支障をきたさない範囲で
ブログは記事を書き続けることが重要ですが、睡眠を削ってまで取り組む必要はありません。特に子どもが生まれた後は、育児と仕事だけで体力を消耗します。私自身、「週2〜3本の記事を書く」くらいのペースで無理なく続けることを目標にしています。継続できることが最大の条件です。
私の場合:ブログをやってみてわかったリアル
私の場合、このブログ(liferich-note.com)を2026年から運営しています。29歳・会社員で子どもが生まれる前に副収入の柱を作りたいと思ったのがきっかけです。実際にやってみると、記事を書くこと自体は楽しいですが、SEOで検索上位に入るまでには数ヶ月〜半年以上かかることがわかってきました。
我が家では「ブログは長期投資」と割り切っており、月の収益目標は最初の1年は設定せず、まず100記事を書くことを目標にしています。正直、副業ブログは「すぐ稼げる」という幻想を持って始めると挫折しやすく、日本株のグロース株投資と同様に長期目線で取り組むのが合っていると感じています。
まとめ:ブログ副業はコツコツ積み上げる資産づくり
ブログ副業の最大のメリットは、「書いた記事が資産として残り続ける」点にあります。すぐに大きな収入が得られるわけではありませんが、子育てが落ち着いた後も、過去に書いた記事から収益が発生し続ける可能性があります。
私がブログを始めたのも、今すぐ収益を上げたいからではなく、「数年後に小さくてもよいので安定した副収入があること」を目指しているからです。育休・育児・住宅ローンといった支出増が続く時期だからこそ、今から少しずつ積み上げていく習慣を作っておきたいと思っています。
会社員としての本業・家庭・副業のバランスを取りながら、無理のないペースで続けることが、ブログ副業を長期的に成功させる鍵になるのではないでしょうか。
参考情報
【免責事項】本記事の内容は、執筆時点の情報をもとにした一般的な解説であり、特定の収益を保証するものではありません。副業・確定申告・就業規則に関しては、最新の法令および各種規定をご確認のうえ、税理士・社会保険労務士等の専門家にご相談ください。投資・副業に関する最終的な判断はご自身の責任においてお願いします。


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